英語・英文法
現在完了と過去形の使い分け
今日学ぶこと
- 過去形と現在完了の「見ている時間」の違いを説明できる
- 時を表す語(ago / since / so far など)から時制を決められる
解説
過去形は「過去の一点」、現在完了は「過去から今へのつながり」
過去形(I lost my key.)は、過去に起きたことを今と切り離して述べます。今その鍵がどうなっているかは分かりません。
現在完了(I have lost my key.)は「過去の出来事が今につながっている」ことを表します。この文なら「なくして、今も見つかっていない」という今の状態まで伝わります。
現在完了の3つの意味
完了・結果:I have just finished my homework.(ちょうど終えたところだ)
経験:I have visited Nara twice.(2回行ったことがある)
継続:She has lived here for ten years.(10年間ずっと住んでいる)
どの意味でも「今」が基準になっている点が共通です。
時を表す語がいちばんの手がかり
過去形と一緒に使う語:yesterday / ~ ago / last ~ / in 2020 / when ~(いつ?)など、過去のある時点をはっきり示す語。
現在完了とよく一緒に使う語:since ~ / for ~(継続)、ever / never / before / ~ times / so far(経験)、just / already / yet(完了)。
ただし for ~ は過去形とも使えます(I lived there for ten years. = 10 年住んでいた。今は住んでいない)。「今まで続いているか」で判断しましょう。
「~ ago」と現在完了は一緒に使えません。過去の出来事を When ~? で尋ねるときも、時点を尋ねるので過去形です(When did you arrive?)。
have been to と have gone to
have been to ~ は「~へ行ったことがある(経験)」または「~へ行ってきたところだ」。
have gone to ~ は「~へ行ってしまった(今ここにいない)」。主語が今ここにいないことを表します。
(アメリカ英語の会話では have gone to を「行ったことがある」の意味で使う人もいますが、入試の文法問題ではこの区別で答えます。)
解き方の例
My brother ( ) in Osaka since 2022. ① lives ② lived ③ has lived ④ is living
解き方を見る
- since 2022(2022年から)という「継続」の目印がある
- 継続は現在完了で表す
- lives・is living・lived は「2022年から今まで」を表せない
答え ③ has lived
練習問題
選んで「答え合わせ」を押すと、正解と解説が表示されます。記録はどこにも送信・保存されません。
結果
よくある間違い
- yesterday や ~ ago があるのに現在完了を選んでしまう
- know のような状態を表す動詞を進行形にしてしまう(know は進行形にしない。live は「一時的に住んでいる」なら進行形も使える)
- have been to と have gone to の意味を逆に覚えている
復習ポイント
- 過去の一点 → 過去形、今につながる → 現在完了
- since / so far / ever / yet は現在完了の目印。for は「今まで続いているか」で判断
- ago / yesterday / last ~ → 過去形。現在完了は When ~? と一緒に使わない
教材制作:テラコヤ(2026-10-28 作成)・公開確認 2026-10-28