総合型選抜の準備・志望理由書
志望理由書の基本構成
今日学ぶこと
- 志望理由書の基本的な構成例(4 つの要素)を説明できる
- 「その大学でなければならない理由」を、確認した事実にもとづいて書ける
解説
志望理由書の基本的な構成例(4 つの要素)
①きっかけ:関心を持つようになった経験
②問題意識:経験から見えた課題や問い
③大学で学びたいこと:その問いを深めるために学ぶ内容と、その大学を選ぶ理由
④将来:学んだことをどう生かしたいか
この教材では、この順番を基本的な構成例として紹介します。この流れでつながっていると、読み手に「なぜこの人がこの学部に来たいのか」が伝わりやすくなります。
ただし、これが唯一の正しい順番ではありません。最適な順番は、大学や設問によって変わります。たとえば「本学で学びたいことを書きなさい」という設問なら、③から書き始めたほうが問いに答えやすくなります。
書く項目・字数・様式が指定されている場合は、必ずその指示に従ってください。
「その大学で学びたい理由」は事実で書く
授業の内容、研究しているテーマ、アドミッション・ポリシー(求める学生像)など、大学の公式の資料で確認した事実にもとづいて書きます。
「有名だから」「雰囲気がよいから」だけでは、その大学を選ぶ理由として弱くなります。大学の情報は年度によって変わることがあるので、必ず最新の公式資料で確認しましょう。
抽象的な言葉は具体化する
「社会に貢献したい」「多くの人を笑顔にしたい」は、それだけでは誰でも書ける文章です。
「誰の」「どんな困りごとを」「どのように」解決したいのかまで書くと、あなたの志望理由になります。
解き方の例
「地域の役に立ちたい」を具体化してみよう。
解き方を見る
- 誰の:商店街のお店を営む人の
- どんな困りごとを:お客さんが減っている
- どのように:地域の人の買い物の行動を調べ、来たくなる仕組みを考える
答え 「商店街の客足が減っている原因を、住民の買い物の行動から調べ、人が集まる仕組みを考えたい」
練習問題
選んで「答え合わせ」を押すと、正解と解説が表示されます。記録はどこにも送信・保存されません。
結果
よくある間違い
- 大学の評判や雰囲気だけを志望理由にしてしまう
- 大学の情報を確認せずに書き、古い情報や誤った情報が入る
- 「貢献したい」などの抽象的な言葉で終わってしまう
復習ポイント
- 基本的な構成例:きっかけ → 問題意識 → 大学で学びたいこと → 将来(順番は大学・設問に合わせて変えてよい)
- 大学の情報は最新の公式資料で確認
- 誰の・どんな困りごとを・どのように
教材制作:テラコヤ(2026-10-28 作成)・公開確認 2026-10-28